IT業界というのは新しい業界であり、しかもベンチャー企業が多数存在することから新規参入も気軽にできるし、また他業種に転職というのもある程度自由です。そういった環境なので知り合いなどがいなくても不思議ではないのですが、やはり知り合いがいたりすると仕事だったり何かの集まりの時などは助かることがあります。
特にベンチャーは勝つか負けるかという勝負の世界になっているので友達を作るといく感じではありませんが、頼ることの出来る人脈はあったほうがいいです。同じような質、値段、速さの商品が2つあったときどちらに仕事を頼もうかとなったら知り合いがいる方に頼む人が大半だと思います。
誰かが悲しむからこれはしないようにしようとする親和を優先してしまう人はベンチャーには一番向いていないタイプです。ですが、それと人脈を大事にするのは違う話です。
IT勉強会というものがありますが、そこではIT技術のことを勉強する場というだけでなく、さまざまな企業、分野から人が集まってくることを見越して人脈を作るというのもひとつの目的として来る人もいます。今後の自分の仕事に影響もするし、もし自分が起業してフリーとして働く場合など、今の状況から変わるときにも手助けをしてくれる人がいるかもしれません。
自分の技術を磨いたり意識を向上させることも大事ですが、知り合いを増やす、人脈を作ることもまた仕事のうちだし自分の人間性が試されることではないかと思います。
もし独立を考える際に、フリーランスとして活躍している直接の知り合いがいない場合などは、インターネット上に載っている成功体験を見て情報として知っておくだけでも今後のために繋がるのではないでしょうか。